CVSの生態図鑑

自分の周期性嘔吐症(CVS)の症状記録とともに、いろいろな視点で生態観察します

2021/2


2月頭は、授業のレポートや作品集の提出締め切りで山積みになり、集中期間となった。

1月に自分のペースを大事にするようになってから、1日にできる量も決めるようにしていたのでどうしても仕上げなくてはならない作品集には、自動的に脳が集中モードに切り替わった。

それも、作品集に費やすエネルギーを保つため、他の情報や刺激を遮断する機能を働かせるのにかなり集中していた。弓矢で一点だけを見るように集中するのと同じように。

締め切り間際の数日間のこと。作品集に取りかかると、2時間くらいのつもりがあっという間に4、5時間がすぎてしまっていて、ちょこちょこ休憩しながら進めるのが難しかった。休もうと離れると急に脳がオフになって、ご飯を食べていると作品集のことなどすっかり忘れるくらい。ケータイで森の音を流すとここち良くて、今の脳の状態にぴったりだった。聞きながら横になれば土になったように無心になった。

作品集が終わってひと段落すればまた気ままに過ごせることを思って取り組んだ。

しかしその週はひと段落しても何日か他の予定もズルズルとひきずり、自転車操業でズルズルと体力気力を消耗していくことになった。

予定が入っている最終日はめまいがしながらなんとか1日持ちこたえた。目の前の風景が遠のいて見える日だった。視野が半分狭かった。

 

次の週は割と自由になり、本当になんの予定もない日は一番元気だった。晴れの日も多く、一人で自然の方に歩いていく日が増えた。1月のように静かで控えめな生活は相変わらずで体調は保っている。けれど外へ出てもいくのは図書館か自然の中で、ひと気のない場所ばかりに吸い込まれていって、土や石になったような気分で過ごせる場所を探していた。

 

ということで、最近は自然(特に広い芝生のある河川敷)に毎日のように行き、相変わらず何も考えずに過ごしている。

 

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1月から2月の気分グラフ