CVSの生態図鑑

自分の周期性嘔吐症(CVS)の症状記録とともに、いろいろな視点で生態観察します

不思議の国のアリス症候群

小さい頃、「不思議の国のアリス症候群」というのがあった。まだ認知度は低いが、子供に多い症状で、遠くのものが大きく感じたり、自分の体が実際のサイズと違って感じたり、時空体験の異常、浮遊感などが主な症状。

私の場合は、周期性嘔吐症の発作が出て嘔吐が治って最初に寝たときの夢の中でこの症状を体験する。巨大な球体が現れ、ちっぽけな私がそれを見ている、ところを客観的に見ている夢。球体はどんどん大きくなり、同時に私はどんどん小さくなる。その変化がすごく気持ち悪いっ

起きても気持ち悪さだけが残っていて、でも嘔吐は治っているからなんとかものが食べられるようになっていく。

現在はこんな夢は見なくなった。でも巨大な何かをみるとなんとなくトラウマを感じるし感覚を思い出す。

しかしアリス症候群は偏頭痛が原因とされている。この名前も、不思議の国のアリスの体が小さくなるエピソードからきたもので、作者のルイスキャロルも偏頭痛を持っていたとされている。

http://www.kinoshita-children.jp/院長コラム/不思議の国のアリス症候群/

 

また、今持っている他の症状もある。

・急にゆっくり体が回転する感覚

・目の前至近距離に膜か壁みたいなものが存在している感覚(その幕は何か巨大なものにも思える) (同時に(または)日常から体が突然宇宙空間に放たれたような、無重力感??)

・景色が一瞬だけぐやんと歪む体験もある。

・視界が半分くらいに感じられて、目を開いても狭いまま(だからと言って見えない部分は存在しない)

これら、本当に何を変なことを言っているのか...と自分でも思うが、たまーに、突然起きるので謎の現象。これらは偏頭痛の直接の症状とは言いにくいし、CVSの症状にも当てはまらず、めまいなのかもしれない。でも巨大なものというところから、アリス症候群の症状の延長だったりして...と思ったのでここに書いておいた。(母は天井の模様がエレベーターのように動きだし延々と動き続けるのが見えるらしい、これも気になる)

かと言って、母も私も日常生活ではなんの気にもとめずやり過ごしている。

しかし、これらの症状はまだネット上に見つけていないので、アリス症候群とは肯定できない。